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story

少女が目覚めたのは暗い部屋。

起き上がり電灯のスイッチを触るが、電気は点かない。

唯一光の差し込む窓から外を見ると、外は嵐に見舞われていた。

雷が落ち、木々は大きく揺れている。

どうやら、嵐のせいで停電したらしい。

少女は見つけたマッチで蝋燭に火をつけ、部屋の外へと歩を進めた。

​長い一日が始まった。

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